毛虫は見た目が不快なだけでなく、園芸をしている方には植物への加害などで問題になります。

毛虫のなかでも気をつけてたいのは、毒を持つ種類です。ここでは、代表的な『チャドクガ』について書きます。

チャドクガチャドクガの幼虫はチャ、ツバキ、サザンカという限られた木に、初夏と秋の年2回発生します。
1匹は1~3cmほどですが、実に数十万本もの毒針毛を持っていて、触れると皮膚炎や痛みを引き起こします。
葉の裏に付いているため気付き難くく、誤って触れてしまうことがありますので、作業する際は皮膚の露出がないよう、必ず軍手や長袖を着用して行うようにしましょう。

この毒針毛は微細で、飛散したものが皮膚に付着しただけでも被害を受けます。また、死骸や抜け殻であっても毒の効力は持続しますので、駆除の際にも細心の注意が必要です。

殺虫には希釈した薬剤を噴射器に入れたものやスプレー剤を使いますが、葉に直接吹き付けると毒針毛が飛散して危険であるため、葉枝ごと切り取り、袋に入れて吹き付けるか、幼虫ごと固めてしまう薬剤を使用すると、安全に処理できます。

薬剤の使用を避けたい場合や、発生がわずかな部位である場合は、薬剤散布の時と同様、葉枝ごと切り取って袋に入れ、焼却処分して下さい。

作業後は衣服を着替え、それだけを洗濯し、二次的な被害を防ぐようにします。